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80年代の女性アイドル総選挙③【ネクスト ガールズ】33 - 48位(16人)

 80年代の女性アイドルの総選挙の③です。【80】にちなんで80人選出。ランキングは80~89年デビューのアイドル限定です。それゆえ『角川三姉妹』など女優色の強い人は除いています。さらにソロデビューの多かった『おニャン子クラブ』はグループでひとまとめにしています。


【ネクスト ガールズ】33-48位(16人)

48位 大西結花

1985年年デビュー。

1984年にテレビドラマのヒロインオーディションに合格し芸能界入り。1985年の映画『台風クラブ』でヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。同じく1985年にアイドル歌手としてデビューする。

デビュー以後は鳴かず飛ばずだったが、1986年に『スケバン刑事III 』の風間三姉妹の長女役を演じブレイクする。この時に共演した浅香唯、中村由真とは仲が良く、今でも親交がある。

その後は女優業で活躍するも、1998年に所属事務所が倒産し、社長が失踪するなど苦労が続く。その後はレースタレントなどを経て、2012年に17歳年下の一般人男性と結婚した。


47位 CoCo

1989年デビュー。

テレビ番組『パラダイスGoGo!!』の乙女塾から誕生したアイドルグループ。メンバー5人で1989年にデビュー。1992年にセンターの瀬能あづさが脱退し、その後は4人で活動を続けたが、その2年後の1994年に解散した。

◆瀬能あづさ ソロ活動後、96年に結婚引退。その後離婚。◆羽田恵理香 2012年に第一子を出産。未婚の母となる。◆大野幹代 2002年に所属事務所社長と結婚。出産を機に引退。◆三浦理恵子 ダイヤモンドユカイと結婚するも離婚。2015年に一般人男性と再婚。◆宮前真樹 食育の分野で実業家として成功。2018年に写真家と結婚。


46位 松本典子

1984年デビュー。

オーディション史上、最大の応募人総数(18万人)だった第3回「ミス・セブンティーンコンテスト」にてグランプリを獲得(網浜直子と同時受賞)。

翌1985年に『春色のエアメール』にてデビュー。シングル曲の楽曲制作陣にはEPO、呉田軽穂(松任谷由実)、麻生圭子、湯川れい子、久保田利伸、中島みゆきなど錚々たる面々が並ぶが、本人悲願の『ザ・ベストテン』のランクインはならなかった。

その後、石野陽子とともに、志村けんのもとで『バラドル』として開花する。1992年にプロ野球選手の笘篠賢治と結婚。3男の母。


松本典子 春色のエアメール


45位 石野陽子

1985年デビュー。

デビュー時は石野真子の実妹という事で注目を浴びたが、アイドル歌手としては今一つヒットに恵まれず、4年ほどの活動の中で実績を上げられなかった。

女優としてはアイドル時代の『セーラー服通り』の主演から始まり、その後はバイプレイヤーとして現在に至るまでコンスタントに活動している。

80年代終盤のアイドルの『バラドル』化の波にも乗っており、志村けんファミリーとしてバラエティ番組でも人気を博した。

自身は結婚には興味がないものの、年下の男性と事実婚状態である事を明かしている。


44位 工藤夕貴

1984年デビュー。

12歳のころ渋谷でスカウトされ芸能界入り。1984年公開の『逆噴射家族』で役者デビュー。同映画の挿入歌で歌手デビューも果たす。映画の予算も含めて『10億円デビュープロジェクト』として売り出されるも、歌手としては大成しなかった。

16歳のころにハリウッドに挑戦。1989年に映画『ミステリー・トレイン』でハリウッド女優の夢を果たす。

父親の病気のため2005年に帰国。父親の死後も日本に留まり、2007年にはオーガニック料理を提供する『Cafe Naturel』を富士宮市にオープンさせた。2010年に一般人と結婚(再婚)している。


43位 高岡早紀

1988年デビュー

14歳のとき、「第3回マドラスシンデレラ・コンテスト」で優勝し芸能界入りする。加藤和彦をメイン・コンポーザーに迎え1988年歌手デビュー。青山スパイラルホールでのデビューコンサートは、その質の高さを絶賛された。

20歳を超えた頃から女優業に専念。ヌードもいとわぬ姿勢で精力的に活動し、1994年には『忠臣蔵外伝 四谷怪談』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した。その後も現在に至るまで芝居の世界で活動を続けている。

私生活では1996年に保阪尚希と結婚。二児を儲けるも2004年に離婚した。


高岡早紀/LIVEメドレー(DVD「真夜中のバレリーナ [Deluxe Edition]」より視聴ダイジェスト)


42位 森尾由美

1983年デビュー。

「seventeen」読者モデルに応募し落選するも、掲載写真を見た事務所にスカウトされ芸能界入りする。歌手としては大成しなかったが、バラエティーの世界ではレギュラー番組を複数抱える人気者になる。

女優としては「愛の劇場シリーズ」の「大好き!五つ子」が代表作。計13回主演し、愛の劇場シリーズの主演最多記録を持つ。

1992年に一般人男性と結婚。二女の母。夫の仕事に合わせて結婚後はアメリカに在住している。


41位 わらべ

1982年デビュー。

人気バラエティ番組『欽ちゃんのどこまでやるの!?』から誕生した高部知子、倉沢淳美、高橋真美の3人から成る企画ユニット。

1982年末に発売した「めだかの兄妹」は80万枚を超える大ヒットとなったが、翌年、高部が件の『ニャンニャン事件』を起こし番組を降板。わらべを脱退した。

1983年に発表した『もしも明日が』も大ヒットし、1984年の年間トップに輝いた。翌年、番組のリニューアルとともに「わらべ」は解散した。

◆高部知子 現在は医療セラピスト ◆倉沢敦美 豪州人と結婚し3児の母。ドヴァイ在住 ◆高橋真美 2000年に結婚。現在もタレントとして活躍。


40位 八木さおり

1986年デビュー。

1985年、兄が応募した「第4回ミスマガジン」でグランプリに選出され芸能界入り。翌年歌手としてデビュー飾る。

女優としては1987年に『ひみつのアッコちゃん 』でドラマ初主演し、さらに翌1988年には『パンダ物語 熊猫的故事』で映画初主演を果たした。

1994年にヘアヌード写真集を出版。セクシー路線に移行するかと思われたが、写真集の発売はそれが最後となった。その後はバイプレイヤーとして芝居の世界で活躍している。

2015年に一般人と結婚していることを公表した。


39位 石田ひかり

1987年デビュー。

二子多摩川でスカウトされ芸能界入り。本人は「芸能界入りすれば (かなり本格的にしていた) 競泳の練習をしなくて済むと思っていた」とのちに語っている。

歌手としては大成しなかったが、女優としては1990年ごろから立て続けに映画やドラマの主役を演じ、1992年にはNHK連続テレビ小説『ひらり』でヒロインを務めた。

さらに1992年と1993年の2年連続で『NHK紅白歌合戦』の司会を務めるなど、この時期にトップタレントとしての地位を確固なものにした。

2001年にNHK職員と結婚。現在、二女の母でもある。


38位 山瀬まみ

1986年デビュー。

1985年のホリプロタレントスカウトキャラバンで優勝し芸能界入り。翌年、松任谷由実(呉田軽穂名義)制作の「メロンのためいき」で歌手デビューする。伸びやかな歌声で評価は高かったが、歌手としてはヒット曲に恵まれず終わる。本人は当時の事を「南野陽子ちゃんがベストテンで中継されているのを見ながら、現場で羨ましく感じていた」と話している。

その後バラドル路線に転向し大成功を収める。出演する番組が長寿な事でも有名であり、本人はそのことについて「マネージャーのおかげ」だと謙遜している。

1999年俳優と結婚。互いに阪神ファンとのこと。


37位 ribbon

1989年デビュー。

1989年、テレビ番組『パラダイスGoGo!!』の「乙女塾」から誕生した女性アイドルグループ。

アイドル冬の時代に頑張っていたグループの一つ。冠番組「KURAKURA」では、アイドルらしからぬ体を張った企画にチャレンジしていた。「SMAP×SMAP」などその後のアイドル番組に影響を与える。

◆永作博美 女優として大成。2009年に映像作家と結婚。二女の母 ◆松野有里巳 1998年にミュージシャンと結婚し芸能界を引退。現在はエアロビのインストラクター ◆佐藤愛子 結婚を機に芸能界を引退。現在はイギリス在住。


永作博美 資生堂エリクシール シュペリエル CM「ハリマドンナ冬」篇30秒 この時で40歳。


36位 三田寛子

1982年デビュー。

1981年に『2年B組仙八先生』に出演し注目される。1982年に歌手デビューを果たす。

女優として1983年に『みゆき』で鹿島みゆき役、1987年には『Let's豪徳寺!』では主役になり、その後も長きにわたり女優業を続ける。

清楚なキャラクターが好まれCM出演が多数である(出演するCMは長期契約が多いのも特色)。

1991年に中村橋之助と結婚。男児を3人授かり『梨園の妻』として活躍中。


田尾がさわやかなのかという当然の疑問以前に、この場所でシャンプー渡すかね?


35位 伊藤つかさ

1981年デビュー。

子役時代に多数のテレビドラマに出演。1980年「3年B組金八先生」の赤上近子役で人気が沸騰する。

1981年「少女人形」でアイドル歌手としてデビュー。当時は14歳だったため、労働基準法により21時放送開始の『ザ・ベストテン』への生出演は叶わなかった。

その後は時代劇の娘役などを好演。ドラマのバイプレイヤーとして現在も活躍中。2002年にはヘアヌード写真集を発表して大きな話題を呼んだ。


34位 長山洋子

1984年デビュー。

年少の頃からビクター少年民謡会の一員として活動。当初は演歌歌手としてデビューする予定もあったが、年齢が若すぎたため(16歳)、1984年にアイドル歌手としてデビューした。

1986年にばバナナラマの『ヴィーナス』のカヴァーがヒット。以後、洋楽のカヴァー路線でブレイクする。

1993年に演歌歌手として再デビュー。1995年の『捨てられて』で演歌歌手としてもブレイクし、紅白歌合戦の出場回数は14回に達した。

2009年に結婚。一女の母。


↓ネクストガールズのセンターはこの人↓

33位 田村英里子

1989年デビュー。

「決定!全日本歌謡選抜・スターは君だ」でグランプリを獲得して芸能界入り。1989年のデビュー曲はオリコントップテン入りした。

当時は本人モデルの主人公というアニメ『アイドル伝説えり子』とのタイアッププロモーションが話題となった(番組内に本人出演のコーナーもあった)。

1991年ではカレンダーにおいて「半ケツ」写真を披露して話題をまいた。

その後は津川雅彦の寵愛を受け女優業で開花し、2000年に渡米しその後ハリウッドデビュー。現在は愛犬とロスアンゼルスに在住している。


④につづく



アイドル&芸能人の噺




















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